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長岡野菜大口れんこんの収穫体験

長岡野菜の一つでもある大口れんこん。







長岡市の旧中之島町にある大口地方。長岡市の川を挟んで遥か奥。おおく→おおくち というのが一つの由来。
この地方では古来より天然ガスが湧き、稲作には不向きな地帯であった。そこで、稲に変わる作物として蓮根が上がり、柏崎市の刈羽地方よりダルマほどの蓮根の種芋を譲り受けた。
そういえば、柏崎市の刈羽というと、“刈羽節成きゅうり”という在来種の野菜があるのだがこの地方は古来より在来種作物との縁が深そうだ。


さて、このダルマほどの蓮根の種芋だが、大口で栽培したところ全国でも有数の大きさに成長した。
そう。この天然ガスの沸く土壌が蓮根の栽培には最適だったというわけだ。
現在では天然ガスは湧いてはいないのだが、それでもこの重粘土質の“ベト”が生む蓮根は『そこにしかない』ものとなっている。





手についたドロ。青褐色。このドロが大口にしかない蓮根を生む。






ここで整理しておきますが、実は現在、大口れんこんは二品種があります。
一つは早生品種のエノモト。もう一つの品種がだるまれんこん。


前述の大口にしかない蓮根はだるまれんこんになり、エノモトという早生品種は一般的な品種。
だるまれんこんは10月の頭から収穫が始まり、翌年の3月まで採れる。
大口にしかない蓮根を求めるならば、この季節を狙うしかない。






今回はその蓮根を生み出すドロを味わって欲しいと企画した収穫体験。











肝心の蓮根の収穫体験の様子。








驚いたのがこちらの蓮根ソリ。







これはイイ!







収穫後の蓮根のお話&試食会。





私が聞き手となり、大口れんこんの味の秘密に迫ります。






蓮根農家一筋の高橋さん。

だるまれんこんと、エノモトの違いを説明されておりますが、難しい。。








さっと、湯がいただけの蓮根。
風味が全く違います。
これはどなたが召し上がられても分かるレベル。









いとこ煮。

大口の郷土料理『いとこ煮』いとこには大口というわけではないのだが、一般的にはカボチャを小豆煮にする。 冬場の糖分不足を補うために小豆煮にするのだが、大口ではレンコンを使う。
なぜレンコン?と思うかもしれないが、そこにレンコンがあったから。いや、レンコンしかなかったからだろう。



興味深かったのが、レンコンを保存食としては食べないということ。他農村地域での農家料理の定番、漬物や、味噌漬け、煮菜にレンコンを使ったりはしないようだ。それは、レンコンをというものが3月~4月まで収穫できるから。大口の方々にとってはあの『ドロ』こそ、保存庫になってる。それだけ大口地域にとってあの『ドロ』は生活と一体となっており、財産だ。








大口でしか味わえないドロを堪能した一日でした。











あ。

ちなみに、『大口れんこん』は『おおくちれんこん』と読みます。









野菜ソムリエ 山岸拓真

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2012.10.12 23:46
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