G7農相会議が新潟市で開催されます

G7農相会議が新潟市で開催されます。私が監修しております『やさいのへや』も応援事業として、特別開催します。
今回は4/22(金)23(土)の午前11時からと午後0時半からの2回新潟市中央区のSHS鳥屋野にて出張開催。

やさいのへやは、地元の農家と野菜ソムリエが創る、農家レストラン。岩室温泉の古民家を舞台に月2回開催しています。
『地元の農家が小さなコダワリをもってつくる一個一個の野菜の魅力を知って欲しい』農家と毎回、その時折の季節の素材を提案しながら開催しております。さらに、この農家レストランの一番のウリは農家と話せること。おいしい素材には理由がある。一個一個の素材の小さなコダワリを農家との会話を通して、知ることができ、ふだん何気なく売られている野菜に感銘を受けるお客様も多い。
今回はスピンオフ企画。SHS鳥屋野にて国際交流パーティーを開催します。
当日は新潟市西蒲区の農家と一緒に新潟市の食の豊かさを農家料理を食べながら分かち合います。

お問い合わせは下記にて受付けております。
いわむろや(岩室観光施設) 0256-82-1066


ス

スクリ

伝統野菜を復活させて地域ブランドに

現在、新潟市西蒲区で食用花の伝統野菜「りゅうのひげ」復活プロジェクトを進めております。

IMG_3251_convert_20151216172301.jpg

りゅうのひげとは三根山藩のお殿様が好んだ黄色い食用菊。その昔、岩室福井地区で沢山生産され、花が黄色く細長い見た目から「りゅうのひげ」と呼ばれ地域の方々に親しまれていたそうです。
しかし、栽培が難しく、11月末の開花という晩生のりゅうのひげは他品種の台頭もあり、いつしか誰も作らなくなってしまいました。
この「りゅうのひげ」は岩室の方が栽培していたのを奇跡的に発見し、地元農家に増産して頂き、少量ながら復活の第一歩を歩みだした野菜です。

元々は年配の農家の方がお話していたお殿様の好んだ菊の話があり、殿様が好んだ食材なのに、誰も作っていないな?おかしいな?と探し始めたのが発端。
見つけた時には既に2株(私が確認している中で)絶滅寸前の品種だったから怖いもんだ。

IMG_3250_convert_20151216172207.jpg

現在の畑の様子
くびかかりして、わずか2株となっていた最悪の状況からここまで増えました。




IMG_3254_convert_20151216172328.jpg

農家の家で三根山藩のお殿様が好んだ菊ご飯を再現していただいた。とにかく菊の食感が強く、噛む前から風味が感じられる。
もともとは炊き上げたご飯に菊を合わせ、味噌汁につけてお椀として出していたらしい。




ストーリーがしっかりとしている素材で、食味も独特。地域のブランドとなるよう今年は増産、一般への販売、イベント、レシピ考案と進める予定。





一次産業プロデューサー 山岸拓真

新潟県6次産業プランナーに認定されました

この度、新潟県の6次産業プランナーに認定されました。
www.niigata-agrisupport.jp/files/20151113095409.pdf

iphone_20110921171315.jpg


農山漁村の所得や雇用を拡大し、地域活力の向上を図るため、地域の農林水産物や資源を活用した6次産業化、農商工連携等の取組を推進するために新潟県では6次産業プランナーを派遣する相談窓口を開設し、商品開発及び販売活動等に関する専門家を新潟県6次産業化プランナーとして登録しています。

詳しくはこちらより→新潟県6次産業化サポートセンター::6次産業化サポートセンター




今後とも宜しくお願いしします。


やさいのへや@岡村葡萄園が凄すぎた件

岡村葡萄園の岡村直道氏が凄すぎた件。
先日9/15は私がプロデュースしております農家レストランやさいのへやの開催日。
農家が自慢の生産物を自身の言葉で伝え、価値を理解しながら農家と食事を楽しんで頂くのがウリの一つ。



毎回テーマを設けているのだが、今回は葡萄がテーマ。というわけで、岡村葡萄園の岡村さんに今回はお越し頂いた。
岡村葡萄園の岡村さんは朝カフェでもお馴染みの新潟県西蒲区の若手葡萄農家。昨年の夏に初めて私はお会いしたのだが、農家レストランやさいのへやでは初登場。超繁忙期に無理を行ってきて頂きました。
そこで披露した岡村さんの語りが凄すぎた。
メモを片手に正座をしながら一個一個ゆっくりと話し始める。
風土を絡めながら素材の優位性、葡萄農家としての心構え…会場の空気が一変する。
話の引き込み方、ユーモアも素晴らしい。そして何と言っても岡村さん自身からにじみ出る誠実さが何ともいい具合にハーモニーとなる。
さらに極めつけは巨峰色の封筒。これには参った。


私は「今後の接点に繋がるよう紹介ツールは配った方がいいですよ」
くらいしか言わなかったのだが、この巨峰色の封筒の中に栽培のコダワリと小さなユーモアが詰め込まれていた。この巨峰色の封筒がいかにも岡村さんの誠実さにマッチしていて憎い演出。
え?またこいつは野菜ソムリエのくせに肝心の素材の味の感想は言わないでぐ~たら語るの?という疑問もあると思うが、今回は「伝える手法」という点に一番の衝撃を受けたのでご勘弁を(いや。勿論、ぶどう美味かったっす。岡村さんごちそうさまでした。)
今まで様々な農家にお会いし農家の語りを聞いてきたが、農産物の付加価値を高めるための手法として農家の言葉で魅力を伝えるという点があるとしたら新潟県では岡村さんの右にでる農家は中々いないんじゃないか?そう思わせる程の衝撃と感動だった。

一次産業プロデューサー 山岸拓真

「野菜の見分け方セミナー」けど、野菜の前に…

新潟県小千谷市で野菜の見分け方についての講演をしてきました。

11825082_870463633033793_2431453577272964546_n.jpg

一般消費者の買い物時の野菜の見分け方についてですが、実はもっと大切な前提条件がございます。
それは時間が限られているということです。
一個一個の農産物の見分け方を指導したところで、実際の日々の買い物で活用できなければ知識も無駄になってしまいます。そこで私が推奨するのは以下の順番で美味しい野菜を目指すという点です。

販売店→鮮度→形→農家

いきなりミクロの視点で農産物を一個一個チェックするのではなく、先ずは信頼できる販売店を見抜くというマクロの視点で捉えるということです。いい販売店は鮮度管理が当然いいので、状態のいい農産物が常時並びます。

販売店選びとなると大きく分けてスーパーか?農産物直売所か?という選択肢になると思いますが、双方の長所、短所を含め解説しました。

良いスーパーと農産物を見抜くポイント
・直売所>スーパーなのは間違いないが…
・鮮度のいいスーパーを見抜くポイント
・インショップ直売コーナーこそ気をつけろ!
・見切り品は手を出さないほうがいいのか?
・直売所は農家感が共通のポイント!
・直売所で綺麗すぎる店は逆に怖い。
・レジで無茶な質問で困らせてみる








260446_350693525010809_69533423_n.jpg

限られた時間の中で、先ずはいい販売店を見抜く力をつけることが毎日美味しい野菜に出会う近道です。
お気に入りの販売店が見つかったら今度は旬を理解して、一個一個野菜に注目。その後、生産者の名前まで覚えて、信頼できる生産者を見つけるのが理想です。

お気に入りの生産者がみつかったらそれはあなたと生産現場との距離が縮まったことになります。
ぜひ、生産者との距離を縮め、毎日鮮度のいい野菜を手にして頂きたいと思います。




一次産業プロデューサー 山岸拓真